印刷物の耐久性について
2022.7.5
印刷物の耐久性は使用場所などによって異なります。
・屋内・屋外どちらで使用するのか。
・直射日光や雨風の影響を直接受ける場所に展示するのか。
・湿気の多い場所ではないか。
・海岸沿いで使用するのか。
など、同じ印刷物でも使用条件で違いが出てきます。
印刷物を長持ちさせるためには「直射日光が当たらないようにする」ことが大前提です。
直射日光が当たる場所に展示すると、褪色や日焼けなどのリスクが高くなります。
雨風が当たる場所に設置すると、解れたり破れて破損したりします。
また湿気が多い場所で使用すると、うねりやカビなどが発生する可能性もあります。
直射日光や湿度の高い場所での使用は避ける、雨風の強い日は屋内に片付けるなど、
大事に手入れして取り扱えば長持ちします。
一般的な目安は以下の通りです。参考にしてください。
印刷物 | 出力メディア | 使用場所 | 耐久年数 |
大判ポスター | フォト専用紙 ※ラミネート加工無し |
屋内 | 1〜3年程度 |
屋外 | 不可 | フォト専用紙+UVラミネート | 屋内 | 10年以上 |
屋外*非推奨 | 数ヶ月〜2年程度 | ||
アルミ複合板パネル | ◆規格サイズ 塩ビタックシート+UVラミネート ◆規格外サイズ UVダイレクト印刷 |
屋内 | 10年以上 |
屋外 | 3〜5年程度 | ||
大型幕 | ターポリン+ハトメ加工 | 屋内 | 2〜3年程度 |
屋外 | 1年程度 | ||
タペストリー | ターポリン+上下袋加工 | 屋内 | 2〜3年程度 |
屋外 | 1年程度 |
※屋内使用時の耐用年数は、直射日光が当たらない場所に使用することを前提とした目安です。
※特に夏期炎天下の屋外使用は劣化を急速に早めるため要注意です。
※B0規格サイズ内のポスターであれば、ラミネート加工無しでも、市販のポスターフレームに額装することで耐久性が増します。フレームの表面カバーはPETフィルムよりもアクリルのほうが長持ちさせることができます。
◆写真を使ったポスター制作に関するお問い合わせ
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